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2006年06月21日

雨ニモ負ケテ[ 印象に残った言葉 ]

雨ニモ負ケテ 風ニモ負ケテ
夏ノ暑サニモ負ケテ
東ニ病気ノ人ガイテモ
西ニ困ッテイル人ガイテモ
ナニモシナイ

丈夫ナ身体ニナリタクテ
健康食品ニ気ヲクバリ
ウマイモノガ好キデ
マズイモノガ嫌イ
オカネモホシイ
着物モホシイ
ソンナ私ガ仰向ケニネテイル


星野富弘作詞

 今日、届いた JAF Mate に載っていた詩です。

 詩は御存知、宮沢賢治雨ニモマケズを参考にしていると思います。

雨ニモ負ケズ 風ニモ負ケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ

慾ハナク決シテ 瞋(いか)ラズ イツモシヅカニワラッテヰル

一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ 入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ 小屋ニヰテ

東ニ病気ノコドモ アレバ 行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ 稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクワヤ ソショウガアレバ ツマラナイカラ ヤメロトイヒ

ヒドリ(日照り)ノトキハ ナミダヲナガシ

サムサノナツハ オロオロアルキ

ミンナニ デクノボート ヨバレ

ホメラレモセズ クニモサレズ

サウイウモノニ ワタシハ ナリタイ

 私はこの宮沢賢治の「雨ニモマケズ」という詩が好きで、自分のケータイに原文をメールして入れています。
 でも、今日、星野富弘さんの「雨ニモ負ケテ」を読んで、なんかこっちの方が人間っぽくていいなって思いました。

 星野さんの詩の印象的な部分は最後の一行「ソンナ私ガ仰向ケニネテイル」という部分です。
 JAF Mate の作者紹介や上記の Wikipedia にもありますが、作者の星野さんは学校の先生で体操部の指導中、宙返りの模範演技で失敗。頸髄損傷の重傷を負い、首から下の運動機能を失ってしまったというのです。

 そんな星野さんの現在の様子を先ほどの「雨ニモ負ケテ」の最後の一文が表しているんですね。

 宮沢賢治の詩は理想ではあるけれど、現実はそんな聖人君子にはなれないんですよね。
 それに引き替え、星野富弘の詩は人間の欲をそのままに表していると思います。自分の考えに近いんですよね。だから共感できるんだと思います。

 そんなわけで、この記事は自分用メモとして残します。

投稿者 かっぱ : 2006年06月21日 21:46

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